6月24日にマンジュウボヤ採集をしました。
下田鍋田湾内に設置したブイや
ブイをつないでいるロープに付着していたものです。
採集後、容器に入れ海水を流しながらしばらくすると…
たくさんの生物が出てきました。
データベース用画像の撮影練習もかねて
サンプル容器に取り分けて
実体顕微鏡で撮ってみました。
(あまりアップではあまり見たいとは思わないのですが…)
動いているので撮りにくかったのですが
なんとか撮れました!
なんという種か調べてみたところ…
体長は伸びているときで2cmぐらい
ほぼ透明な体表、オレンジ色をした腸管、
傷つきやすい体、触手の先端近くに赤い斑点がある
という特徴が
アカホシフサゴカイ(Polycirrus medius)と合致します。
このほかにも
ウロコムシの一種?
マンジュウボヤの体表に付着していた
体長1cm未満のイソギンチャク
幅2mmほど長さ約4cmの細い黒い紐のような生物
頭部の形からするとイソメ科の1種?
他にもたくさんの生物が棲んでいました。
ちょっとアップで見るのは…と敬遠していた生物も
実体顕微鏡で見てみると力強い生命力を感じます。
もっと上手に鮮明に撮るためにも
たくさん撮ってアップしていきます。
こういう生物の苦手な方もいらっしゃるとは思いますが
どうかご了承ください。