屋外水槽で飼育しているドチザメ
背びれやえらのあたりに糸のようなものがついています。
どうやら寄生しているよう。
手で取ってみると…
図鑑やネットで調べて見たのですが
それらしき動物が見つかりません。
顕微鏡で撮ると…
こんな生き物です。
カイアシ類のようなのですが…
5月31日に撮影しました。
成長していました。
データベース用にストックしてある画像の中に『ドチザメ』ありました!
泳いでいるときはこんな感じです。
学名は Triakis scyllium
大きくても150cmぐらい。性格はおとなしくて人を襲ったりしません。
小魚や甲殻類を食べるそうです。
今回はサンマを食べて釣られました。
2月5日、サメを採集してきました。
ここのところ何度か試みていたのですが
なかなか採集できませんでした。
海も穏やか天気にもめぐまれたので
仕掛けておいた延縄を引き上げてみると・・・
無事、ドチザメ5匹、ネコザメ6匹、ナヌカザメ1匹、アカエイ4匹の採集しました。
このサメは、『電脳下田黒船学校』で毎年行われているイベント『サメの体をしらべよう』でつかいます。
なぜサメなのかというと、体内の構造を理解するのに適しているからです。
電脳下田黒船学校主催の『サメの体をしらべよう』は
2月9日に筑波大学下田臨海実験センターで行われます。
その日の模様は後日このブログでお伝えいたします。
『電脳下田黒船学校』とは、伊豆の自然のすばらしさと共に
子どもたちに自然のおもしろさ、科学のおもしろさを知ってもらいたい
という思いから1999年に始まった活動です。