今年、センターに入った学生がオカダウミウシの採集をするというので同行しました。
まだ水温は低いので海藻が一面に茂っています。
オカダウミウシは体長が大きいもので5mm程度の小さなウミウシです。
タイドプールにある小石を返すとたくさんついています。
この赤い点々がオカダウミウシと卵です。
ウミウシは小さいくて柔らかいので筆でそっととります。
そして、小さめのサンプル瓶に入れて持ち帰ります。
このオカダウミウシは卵から、幼生が親と同じ姿で孵化します。とても小さいのですが、孵化する時に動画に収められたらYouTubeにアップしたいと思います。
※大潮の時期は干潮になると、石や岩をひっくり返すと普段は海水の中で生きている生物たちを観察できます。 しかし、下に隠れている生き物たちは、乾燥にとても弱くそのままにしておくと死んでしまいます。 動ける生き物は水の中に戻れますが、動けない生き物もいます。 ひっくり返した石や岩は必ずもとに戻すようにしてくださいますようお願いします。 磯の環境、生態系を守るためにとても大切です。