2月14日に下田市教育委員会主催『水産・海洋学講座』が開かれ、
谷口先生が講師をつとめた第1回『ウニから学ぶこと』の講座の様子が
2月19日付の伊豆新聞下田版に掲載されました。
伊豆新聞ニュースサイトにも掲載されています。
伊豆新聞ニュースサイト 下田の話題2月19日付掲載
まず、「筑波大学下田臨海実験センター」について説明した後
まず、基礎科学研究について「基礎科学研究という土台を積み重ねた上に
応用研究があり、そこから役立つ技術が生まれる」ということ。
谷口先生が研究しているのは、発生生物学という分野で
発生生物学というのはどういう学問か。
そして、谷口先生の研究室で現在どんな研究をしているかということを話されました。
最後に現在は研究材料としてバフンウニを使っていますが
ハリサンショウウニを探しているそうです。
バフンウニは水温を15℃ぐらいに保って飼育しなければならないのですが
ハリサンショウウニは、20℃ぐらいでもできるそうです。
研究室の隅…室温でも飼育できるかも知れないとのこと。
簡単に飼育できれば、研究がスピードアップするかもしれないそうです。
下田市には、臨海実験所が2つあります。
当センター(筑波大学下田臨海実験センター)
日本大学生物資源科学部下田臨海実験所
かつては、三井家私立の三井海洋生物研究所(現在は須崎御用邸)もありました。
また、静岡県立水産技術研究所 伊豆分場もあります。
豊かな動物相が存在する環境だからこそ、臨海実験所、水産技術研究所があります。
この恵まれた環境に住んでいる方々に、海のことを学ぶ機会を作ろうとの趣旨で
『水産・海洋学講座』が始まったそうです。
強風と冷たく激しい雨が降る中、
多くの方が足を運んでくださいました。
皆様ありがとうございました。