2019/7/30(火)
動物分類学臨海実習にて、
ドレッジを用いた底生生物の採集を行いました。
最近ドレッジを行うときは、GoPROを取り付けて
撮影をしているのですが、今回比較的安定して撮影できましたので
動画をアップロードします。
撮影日:2019/7/30
撮影箇所:下田沖 水深38m
2019/7/30(火)
動物分類学臨海実習にて、
ドレッジを用いた底生生物の採集を行いました。
最近ドレッジを行うときは、GoPROを取り付けて
撮影をしているのですが、今回比較的安定して撮影できましたので
動画をアップロードします。
撮影日:2019/7/30
撮影箇所:下田沖 水深38m
9月8日に式根島水深20mのCO2シープでダイバーおよびROVによる調査を行いました。
科学探査スクーナー船タラ号は平成29年3月26日に静岡県下田市下田港に寄港し、イベントを行いました。
翌27日に当センターの研究調査船「つくばⅡ」と式根島に向かい調査を行なう予定でしたが、悪天候のため28日に出航しました。
当センターのシルバン・アゴスティーニ助教が日本でのコーディネーターを務め、タラ号に乗り日本各地で他の研究者とともに調査を行いました。
式根島には、火山活動によって海底から二酸化炭素(CO2)が噴出している場所(CO2シープ)があります。海水に二酸化炭素(CO2)が溶け込むと、海水のpHが低下し酸性化します。CO2シープの近くだけ酸性化しています。
この酸性化した海水は、大気へのCO2の排出量が現在のまま続いた場合、2100年の海水のpHと同等と予想されています。
当センターでは、酸性化している環境とそうでない環境の両方が存在している式根島に2016年「式根島ステーション」を設置し、本格的に実験・調査を開始しています。
定期的に海洋環境・生態系などの調査・実験を行っています。
tara expeditionsがYouTubeで公開した式根島調査の動画です。
[Tara Pacific] Shikine, laboratoire de l’acidification de l’Océan // Ocean acidification laboratory
tara expeditions 公式サイト
http://jp.oceans.taraexpeditions.org/
公式サイトでは写真も公開されています。
2月15•16日に東京大学大学院理学系研究科附属臨海実験所のある神奈川県三浦市城ヶ島沖で
第12回JAMBIO沿岸生物合同調査を行いました。
大型簡易ドレッジを1日目5箇所、2日目2箇所行いました。
詳しくは、JAMBIOのサイト 第12回JAMBIO沿岸生物合同調査 をご覧ください。
下の画像は、採集された生物の一部です。
7月13日 下田市白浜沖 水深210mをドレッジで採集した生き物の最終回。
その他いろいろな生き物を紹介します。
ヤドカリ科の一種? Diogenidae sp.
貝殻の大きさは約1.5cm
ホンヤドカリ科の一種? Paguridae sp.
棲管の大きさが約1cm
イソギンチャク目の一種 Actiniaria sp. ではなく
環形動物門のタケフシゴカイ科の後端部ではないかということです。
体長約8mm
ナマコ綱の一種
体長1.3cm
ヘラムシ科ヤリボヘラムシ属の一種 Symmius sp. だそうです。
体長約1cm
イソギンチャク目の一種? Actiniaria sp.
大きさは約8mm
見ればみるほど不思議
触ると薄い透明な殻があってイカのようなかたちをしていました。
採集した日に撮影できず翌日になってしまったのでだんだんバラバラになってきてしまいました。
キンヤギ科の一種? Chrysogorgia sp.
高さは約20cm
ウミハネウチワ属の一種? Plumarella sp.
高さが約20cm
サンゴモドキ科の一種? Stylasteridae sp.
下の写真のように置いて、横幅が約9.5cm
浅海では見られない生物がまだまだたくさん採集されました。
また、採集した際には撮影してアップしたいと思います。