金目鯛漁で珍しいものがかかると漁師さんに頂きます。
昨日は水深420〜350mで漁をしていたそうです。
引き上げた針に絡まっていたのが、これだそうです。
きれいな色のクモヒトデ?と思ったのですが、
クモヒトデ綱の系統分類学的研究をしていらっしゃる
京都大学フィールド科学教育研究センター 瀬戸臨海実験所の岡西様から
ツメモヅル属(Astrochele)Astrochele pacifica
和名 「トゲツメモヅル」 ではないかとのコメントをいただきました。
反口側はちょっとふくらみがあって、放射状のものがあります。
口側はこんな感じです。
腕は分岐していません。
こちらはヤギ。種の同定は難しいので研究している方に見ていただくことことになりました。
ヤギに半透明のものがついていたので、それを採ろうとしたのですが
絡まっていて、なかなかとれません。
ヒラムシを研究している学生さんが調べてみてくれることになりました。
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